2004年07月16日

小野伸二のチームになっちまった。

アテネ五輪の正式メンバーが発表。
内訳はこれ。

驚きは全然ない。当落線上にいたのは
前田、啓太、菊池、山瀬ってところ
だろうし。ってことで、選ばれた過程を
ポジション別に分析。

GK
林の落選は驚いたが、試合に最近全然
出てないのと怪我がちだったのが大きな
マイナスポイントになった模様。予選で
はやや波があったものの、当たってる
ときは凄かったので残念。山本さんの中
では林に見切りをつけた時点で黒河か川島
で天秤をかけたんだろう。帯同歴の長さの
違いが有利だったのか黒河が残ったが、
個人的には大舞台に強そうな川島を残して
欲しかった。

DF
闘莉王が軸で、左の守備不安をカバーする
ためにカバーリング能力に優れた那須も
はずせない。右は人に強い茂庭とWBも
こなせる徳永も当確。枠は元々1枠しか
無かった。人に強い北本か、ユーティリティ
でフィードもそれなりの菊池かってところで
複数ポジションがこなせる菊池がややまさった。
それにしても中澤のような選手がこのチーム
にはいないな。役割としてはモニなんだろうが…。

MF
チームの心臓今野が基本的には守備の人なので
フィードに優れたボランチを使う必要がある。
その時点で阿部は当確だった。これ以外の組み
合わせになるとレベルダウンが激しい。本番
まで怪我がないよう祈りたい。

トップ下小野は確定。ボランチに下げて松井を
使うというプランもあるかもしれないが松井の
持ち過ぎを考えるととても実用的ではない。
松井はスーパーサブに近い扱いになるだろう。

WBは駒野ー森崎もしくは駒野ー徳永か。
守備能力が殆ど期待できない石川はスーパーサブ
限定になりそう。左右どちらもこなせる駒野が
間に合ったのは大きい。枠的にカツカツなのが
多い中、WBはいい人材が揃ったと思う。

啓太はFWが4人の時点で真っ先に外れる対象
だっただけに仕方がない。気持ちを前面に出す
貴重な存在だったが、真ん中のポジションで
一試合3回は犯すあのミスパスは山本で無くても
我慢できないだろう。ただ、チュニジア戦で
前田と組ませたのはあまりに気の毒。
前田が守備面で何の役にもたたなかったので
全てをかぶっていた。前田に過剰な期待をかけた
山本の犠牲者といえる。

もっとも最終選考でいきなりボランチをやらされた
前田にも同情の余地はある。技術は素晴らしいもの
があるが、このチームではFWでもトップ下でも
フィットしたとは言い難い。連携でプレイするのが
あまり得意なタイプではないのだろう。ユースまでは
抜群の技術でカバーしていたが今のままだとインター
ナショナルレベルではきついかもしれない。

山瀬は人数あわせの落選という印象。怪我前を考える
と程遠い出来なのは否めないが、前田よりはどう考
えても機能していた。予備メンバーとはいえ不当な人事である。

FW
高原が選ばれれば高松が落選していたんだろう。
結果的ではあるが非常に妥当。山本は認めないけど
軸はどう考えたって唯一まともにポストが出来る平山
なんだから、田中達也との熟成に普通に力いれる
しかないでしょ。

(感想)
オーバーエイジを除けば不満はない。というより
怪我の高原を無理矢理呼んだのがほんとに大失敗。
モリシなり奥なり名波なり、代表じゃなくても
ボランチやトップ下でいい選手は一杯いたのになあ…
そういう選手を選んでおけば伸二をボランチで使う
選択肢もあった。なのにそれを怠った結果がこれである。

合流しても多分一週間くらいしか一緒に練習できない
選手がチームの中心でいいのか?
伸二なら確かにすぐにフィットできるだろうけど、
この3年間は一体何?という気分にもなる。
だいたい伸二が怪我したら松井しか変わりがいない
ってどういうことよ。

しかもその松井は未だにチームの軸とは言い難い。
これは本人の不出来ももちろん無関係じゃないが、
五輪出場後、試合後とにメンバーをころころいじり
熟成を怠った山本の罪が大きい。

かくして、18人という人数以上に、数人怪我したら
もの凄いレベルが落ちるチームと成り果てる可能性が
高い我らが五輪代表。山本さんはコーチ経験は長いけど、
やってることはW杯時の岡田さんと変わらない。
チームを必死にいじくり振り回しただけ。
残り2試合で間に合えば良いんだけど、
正直この半年は無駄だったね。

投稿者 たか : 16:16 | コメント (0) | トラックバック (0)

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