2004年08月30日
アテネ五輪サッカー観戦記その3
更新遅れて申し訳ありません。
正直この試合を振り返るのがつらかったです。
昨日東京が勝ったんでようやく前向きになれましたがw
終わっちゃいましたね五輪。今回は日本が
勝ちまくったこともあり、今までより思い出に
残った気がします。それにしても室伏選手、
複雑でしょうね。君が代歌いたかったろうな。
繰り上げ金ってベンジョンソンの時のルイスも
そうでしたが、失格した選手ばかりクローズアップ
されて肝心の金の選手があまり取り上げられないですよね~。
なんか素直に評価されにくいというか。
まあ室伏選手の今後の人生を考えれば銀より金が
良いのは間違いないですからよかったとは思いますが。
それにしても、例年にない好成績。それ自体は
とても素晴らしいことですが、どうしてここまで
勝てたのか?という点に少し違和感を感じています。
きちんとしたビジョンの結果であれば、大会後
に関係者から情報が流れてくると思いますが、
そこまで各方面が本気になってたとは正直思えなかった。
いや、単に知らないだけかもしれないけどw
普通にレベルアップの結果ということであれば
本当に喜ばしいことですが、そんなに単純に世界に
勝てるものとも思えません。まあ負け組として
多少卑屈になってるのも否定しませんがw
8月15日
現在現地時間2時50分。窓の外は雷鳴が閃いている。
正直、どう文を進めていいのか、よくわからない。
今日は12時起床。昨日までの強行軍がさすがに身体に堪えた
のだろう。朝食までにはとてもじゃないが起きられなかった。
俺が滞在するプラタモナス地区はギリシャ北部のガイドマップにも
乗ってない田舎町で、のどかだが近くにスーパーもなければ
雑貨屋などもない。ホテルにはバーはあるけれど朝飯しか対応
してくれない微妙なところだったりする。今回は試合まで時間も
ないので、S氏と共にランチへ近くのレストランに向かう。
しょぼいホテルだが、近くにはプールもあり、少し歩けば海もある。
見れば他のツアーの人たちがプールで泳いでいた。
海パンを忘れてしまったのが一生の不覚だ。短パンかトランクスで
泳ぐべきかどうか、結構悩んでいる。
レストランはなかなか高級げなところだった。近くに海があるということも
あり、魚を頼んでみる。フライとグリルにしてもらった。味はなかなか。
塩とレモンで味付けをしたシンプルなものだが、それだけにかえって
新鮮な魚の味が満喫できた。パスタはゆですぎで( ゚Д゚)マズーだったけどな
その後、少しのシェスタをはさみバスで競技場へ。今回は一時間の距離
なので気が楽だ。しかしボロスも田舎。アテネのよさを痛感する。
シドニーもそうだったが、中心地以外での種目は、地元の人は全然
盛り上がってない感じ(盛り上がってない=五輪の雰囲気を感じない)
そりゃギリシャの試合しか関心がないのは当たり前だけどね
あっという間に到着。競技場の近くに建設が間に合わず放置されてる
プールがあって笑った。完成したとしてもどうすんだろこれ。
スタ入場前にチケ売り場に向かう。明日より2日連チャンで完全フリーなので、
明後日になでしこジャパンの順位を占うスウェーデンーナイジェリア戦を
見に行こうって話になったんだけど、(近場では他の競技がやってないって
事情もあるが)ギリシャの試合がからんでたためか、
普通に売り切れていてへこむ。
他にあまってるチケットを探したところ女子のアメリカ-豪州、男子のマリ-韓国。
ま た 韓 国 か
かなり抵抗があったものの他に選択肢もないのでやむなく購入。
ごめんよみんな。漏れはどうやら在日のようだよ。
気を取り直してスタジアムへ。スタは普通。この時点での
ギリシャの感想は、ガイドブックにだまされたなと。
治安が相当悪い。個人旅行は危険すぎる。どこ読んでも
そんな風にしか書いてないから今回ツアーにした経緯があったんだけどさ。
今のところは過去の旅行の中で一番危険を感じてない。
だって関係者もみんなフレンドリーなんだもの。もちろんたまたま安全な場所にいるだけかもだし、
アテネは実はスリだらけかもしれないけどねw
さすがに今日はサポーターの数が違う。阿部ちゃんも一杯。
ツアーの殆どもこのイタ戦をメインに組んでるのが殆どだったはずだし。しかし楽観してるわけでもないけど、危機感があるわけでもないこの雰囲気も微妙。
正直、こんなんで勝てるのか?
何ともいえない気分でスタジアム内へ。個人で予選を見に来ている
ライターNさんと合流し情報収集。何でも那須が責任を感じて坊主に
したこと、ただそれに同調したのがバックアップメンバーの林のみ
だったこととのこと。
それ自体はわからん話でもないけど、4失点仲間(?)茂庭、闘莉王が
全く同調しないのはどうなんだろう(モニは最初から坊主だけど)、
普通キャプテンが責任を感じたんだから同調してあげるもんじゃないか?
チームが一つになってないんじゃないか?と疑問を呈していた。俺自身は
その考えには保留しつつ、こういう状況だからこそ那須は先発で使うべき
だと思っていた。
スタメン発表を聞いた瞬間、「4バック?駄目だこりゃ」とNさんの嘆き声が
耳に響く。俺自身は那須が外れたこと、何故イタリア相手に殆ど試して
いないシステムで望むのか理解できなかった。
その後Nさんと共にスタジアム内をぷらぷら歩く。イタリア娘を撮ったり
ギリシャ人相手に「お前ゲイ?」「いやお前らがゲイ!」とかわけの
わからない話で盛り上がる。そんな中、ボロス在住のギリシャ人なのに
日本代表ファンという奇特いや勇者を発見。写真は撮るの忘れたんだけど、
日の丸を頭にかぶってましたから現地にいた人間なら見かけた人も多いはず。
「湘南ベルマーレも知っている。日本はアジア杯で3-1で勝ったんだよね」
どうやらこれはただのミーハーではないらしい。我々は彼に聞いた。
どうして日本が好きになったのか?と。
彼はこう答えてくれた。
「ノー。ジャスト、イット(理由なんてないさ。ただ好きなだけさ)」と。
正直心が洗われる思いだった。本当にその通りだと思ったし。
そしてそんな彼のためにも今日は勝ちたい、強い日本を見せたいと心から思った。
彼はどんな思いでこの試合を観たのかな…。
……そして試合終了。試合のほうは…。なんていったらいいのか。
内容に関してはもう何もいわない。ただ、断じて完全燃焼なんかじゃない。
「足を余して負けた」この思いが非常に強い。
五輪出場を決めたのが半年前。手を加える事なんて殆ど出来ない時間。
でも彼はサバイバルを称して熟成を怠った。「様々なケース」を想定
するのはわかる。でも「イタリアに勝つ」「パラグアイに勝つ」という
詳細な戦略は感じられなかった。でなければ最後の交代が森崎のトップ下
という一試合だけのテスト布陣(苦笑)を試すとは思えない。
俺らはフランスでジャマイカに負けたとき、嫌というほど味わったはず。
五輪やW杯は「勝たないと意味がない」んだから。少なくとも現地で観た
人間はそれがわかったはず。力を出し切ったんならともかく、足を余した負けが
「良い経験」なわけがない。ただ「失敗」しただけ。
結局のところ、彼は勝負師ではなかった。ろくに厳しい試合を経験していない
このチームが現実的にメダルが難しかったことは冷静に考えれば
誰もがわかっていたはずなのに。それをメダルメダルと口にし続けたことで
チームにも自分にもプレッシャーをかけてしまった。
このチームはこんな状態にもかかわらずイタリアに2点も、パラグアイに3点もとった。
ポテンシャルは決して低くなかったと思う。ただそれをコンスタントに
発揮できなかった。底を見ることができなかった。本当にもったいないと思う。
正直、本当に帰りたい。ツアーの大半はこのイタリア戦で離脱する。
ガーナ戦は本当にガラガラのスタンドになるだろう。でもこれで帰ったら
それこそトラウマしか残らない。最後だけでも勝ちたい。もはや
何にもならないのはわかってるけれど、少しでもこのチームに意味、意義が
あったことを知るためにも。
投稿者 たか : 15:45 | コメント (2) | トラックバック (0)


コメント
結局ブログ始めちゃいました。ので宣伝に来ましたw
アテネ観戦記面白いので続きを楽しみにしています。
投稿者 龍壱 : 2004年09月01日 12:47
龍壱タンどもどもです。今後ともよろ。
自分はとりあえず飽きるまで続けますが、
半分は自分自身の備忘録って意もありますね~。
画像データとかってパソに保存しておくと
いつ消えるかわからんし。っていうか
おととしPCがクラッシュしたとき、
2年分のデジカメデータが全部飛んで
旅に出たくなりますたorz
投稿者 takataka : 2004年09月02日 09:12
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