2005年06月28日
サッカー競技規則改正
FIFAリリース。国際統一ルールなのでもちろん代表やJにも
適用されます。Jは今節より該当するので念のため。
FIFA公式はこちら
J側のリリースは以下のとおり
2005年競技規則の改正(PDF/180kB)
オフサイドの定義(PDF/7.7MB)
一通り読んだ中で、重要と思われるポイントを幾つかピックアップしました。
まずはオフサイドの定義の明確化。
重要な点は2点。
①オフサイドポジションでボールに触る
②オフサイドポジションでプレーに積極的に関わる。
(例)自分がオフサイドポジションからパスを出されたときに、
相手DFが先にボールに触ろうとする。それにプレッシャーをかけて
相手DFがコーナーキックに逃れる→オフサイド
(例)自分がオフサイドポジションにいるときにパスを出される。
それをGKがパンチングして、こぼれ玉が自分の前にきたのでシュート
→オフサイド
(例)ゴール前にロングボールが上がる。ゴールキーパーの近くに
オフサイドポジションの選手が、不思議な踊りを踊った!
キーパーは幻惑されそのままボールはゴール!→オフサイド
こういった事例は②の「プレーに積極的に関わる」
という規定にひっかかるということになる。
(例)パサーがオフサイドポジションにいる選手にスルーパス。
副審は選手がボールに触った時点で旗を上げる。
①の例だけども、今まではオフサイドのポジションの選手に
パスを出した時点で旗が上がっていた。ボールに触るまでは
「プレーに関与」という判断は下さないことになる。
それ以外の競技規則の改正で重要と思われるものは
第12条 懲戒の罰則
(改正前)・競技者または交代要員あるいは交代した
競技者のみにレッドまたはイエローカードを示す
(改正後、以下文追加)・主審はフィールドに入ったその時から試合終了の笛を
吹いた後フィールドを離れるまで、懲戒の罰則を行使する
権限をもつ。
今まではキックオフから試合終了までが審判の権限の範囲。
これが試合開始前、審判がフィールドに立ち入ってから
キックオフの笛を吹くまで、試合終了後、ボールを持って
フィールドから去るまでが警告、退場の権限を持つ。
ナーバスな主審だと試合終了後やハーフタイム時の抗議にも
イエロー出しそうなので要注意だ。
第12条 ファウルと不正行為
(改正前)・相手の安全に危険を及ぼすような後方からのタックルは、
著しく不正なプレーとして罰せられる。
(改正後)・相手の安全に危険を及ぼすようなタックルは、著しく
不正なプレーとして罰せられなければならない。
後方からの危険なタックルはカードの対象とされていたわけだが、
必ずしも後方だけに限定しないこととなった。この辺は基準に
かなりばらつきが出そうだな…。
第15条 スローイン
下記文追加
・すべての相手競技者は、スローインが行われる地点から
少なくとも2メートル離れる。
スロアーの前にたちはだかる妨害行為(アジアに多い)
が蔓延していることへの対策ということだろう。
しかしこれだと時間稼ぎがより容易になるなあ。
なお、FIFAの新しい決定事項として以下の項目が追加された。
第12条 ファウルと不正行為
(改正後)・いったん主審がフリーキックを与えるために試合を
停止した後、ファウルを犯したチームの競技者がプレーの再開を遅らせる
ために意図的にボールに触れたと判断されるならば、イエローカードを
もって罰しなければならない。この罰則は、スローインまたはコーナーキック
が相手チームに与えられたときにボールに触れた競技者、また、競技者の
チームが得点をした後ボールをゴールネットから取り去った場合にも適用される
相手チームのフリーキック時やスローインなどの時に選手がボールを抱えて
しばらく渡さなかったり、遠くに蹴って進行を遅らせたりするプレーに
関しては即イエローということ。つまり故意のプレーの妨害に対する罰則。
興味深いのが競技者側がゴールしたあと、ボールをゴールから取り去っては
いけないこと。これはボールの取り合いを防ぐためなんだろうが、ロスタイムに
突入していて、1秒でも惜しいチームに対しては酷な気がするんだけどなあ。
いずれにせよ、今週からしばらく上記改正には主審によって多少の
見解の相違がみられる可能性が高い。特にタックルとプレー妨害に
関してはカードが増えそうな気がする。UEFAにこんなことをいわれてしまったが
頑張って欲しいものです。
投稿者 たか : 10:45 | コメント (0) | トラックバック (1)
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