2005年07月27日

サッカー批評の感想③ 宇都宮徹壱氏の「サッカーブログを覗いてみる」前編

毎回長文でグダグダのこのシリーズもいよいよ最終回。
っうか、簡潔にまとめる能力が欲しいと思う今日このごろなのです。

さて、イベントなどで何度かご一緒させていただき、mixiでもお世話
になっている宇都宮徹壱氏。今もっとも旬なライターであり、写真家
である方ですが、代表やJリーグのサポーターとも積極的に交流を
はかる異色な人でもあります。氏でなければこの企画は実現されなかった
でしょう。

ネット界としても非常に画期的な出来事だと思うので、可能ならば
全文掲載したいくらいですが、今回文章の長さが半端じゃないので
流れを説明し、それに対する解説という感じにします。

宇都宮氏は、報道サイトや公式サイトを読み終えると、必ず
ブログを読むそうです。そして次のような流れになります。

・読み物として面白い(氏はブログをよく読んでるそうです
・無償でこれほどまでのエネルギーを発散する彼らとは何なのか
(ここでJ.B Antennaの管理人りんじ氏のインタビュー)
「何となく便利そうだから始めた」
・ブログは今後のサッカー言説、サポーター言説に多大なる影響を与えるのではないか

上記の考えからこの企画実現に至ったようです。
そして、サッカー界でネットが頻繁に使われるようになった
歴史をケットシー氏の解説をまじえながら振り返っていきます。

・発端としては1998年に中田英寿公式サイト「nakata.net」のオープンが
影響を与え、そしてフィリップ・トルシエの挑発的な言動、
フラット3に代表される斬新な戦術がネット議論の
格好の材料となり、盛り上がるきっかけとなった。

解説1…nakata.net
中田英寿は自分の意見が誤った解釈や恣意的なでっち上げに
使われることが多い既存メディアに嫌気が指し、nakata.net開設後、
ここでの意見をメインに移していく

解説2…ネット議論の始まり
実際は1997年のフランス予選あたりから掲示板文化は始まっていました。
ただその頃はネットユーザーがまだ少なかった。98終わりより年はネットバブルが
本格的に到来し、ユーザーが爆発的に増えたのが大きかった。

「当時は、トルシエの発した言葉の論理的な部分を観察する面白さ
というのがあって、いい意味で賛美両論、侃々諤々でした。中田も
トルシエも、非常にロゴス的なんですよね。その意味で、インターネット
との親和性があったんだなと思います。」

ケットシー氏はメディアが「選手ばかり報道すること」に違和感を覚え、
自サイトに掲示板を設置、多くの論客がサッカー談義に盛り上がることとなる。
このサイトの特徴は固定HNを名乗ることを条件としているため、煽りや
罵り合いが殆どなくレベルの高い議論が繰り広げられた。

解説3…1998~2002年あたりまでの掲示板文化
トルシエ就任後よりケットシー氏などをはじめとした
「ネット界の重鎮」という存在が序々に認知されていきます。

それまでは書きっぱなしの人が多く玉石混同というより、
殆ど石しかいなかったんですが、選手との仲良さばかりを
自慢する某元カリスマw、トルシエ解任キャンペーンを組んだ
サカダイ、協会とトルシエのトラブルばかり取り上げる
マスゴミなどに皆が嫌気を指す中、戦術や、試合のポイント
などに視点を置くことの多かった当時のJ-KET板や、かっての
ルモンドトルシエに人が集まるのは当然だったといえます。

ブログが日本に紹介されたのは02だが、04年に一気にネット界を
席巻、それまでは掲示板の論客専門だったもの、HPをもっていた
ものも次々とブログに移行していった。ケット氏自身ブログを
立ち上げ、ブログを評価もしているものの、あまりに多大な量の
ブログが乱立していることに戸惑ってることもこぼしています。

つまり「多すぎてナビゲートしてくれるものが少ない」。
その点、掲示板は1つの箇所でいろんな意見が一度に読めるので
まだメリットは失われていないのではないかとのこと。

解説4…ブログに移っていった経緯の1つに、普通のHPと
比べて「より楽で、多くのユーザーが見つけて読んでくれる可能性が高い」
ことが大きかったと思います。個人サポがHPを作ることはごく
当たり前でしたが、HPは更新にも手間がかかり労力のわりに
アクセスを増やすのにも大変。

それに対しブログってのはライブドアならライブドア同士、
はてなならはてな同士ですぐに見つかる。だからちょっと
面白いこと書いてたり、更新を頻繁にしていればHPの時
より全然簡単にアクセスが増える。サポティスタあたりに
一度でも紹介してもらえばしめたもの。
その結果数が増えすぎたのはケット氏の指摘通り。

長くなったので、ここで一回切ります。
感想は後編の最後に。

投稿者 たか : 16:40 | コメント (2) | トラックバック (1)

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BLOG文化の嚆矢? from KET SEE BLOG (2005年09月02日 15:23)

さて、総選挙ですね。近来まれに見る関心を集めている今回の衆議院選挙ですが、今回は こんにちは。ケット・シーです。ちょくちょく寄らせていただいています。 操作を誤ってTBを二重に送ってしまいました。すみません。片方を削除していただけるとありがたいです。 ...

コメント

こんにちは。ケット・シーです。ちょくちょく寄らせていただいています。

操作を誤ってTBを二重に送ってしまいました。すみません。片方を削除していただけるとありがたいです。

投稿者 ケット・シー : 2005年09月02日 16:24

I disagree with you. Indeed, Im not giving a ringing disagreement, but just sayin what I think. I have my opinion, you have yours.

投稿者 Darren : 2008年04月07日 03:38

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