2005年08月19日

サッカーJ+レビュー

mixiとか一部ブログで「立ち読みの価値しかない」
「買わなくてよかった」など微妙な評価の多い
サッカーJ+。でもわしは面白いと思いました。

また今回も長いよ。暇人はここでページを閉じろwww

あ、先に書いておきますが、全国版とクラブ版の
違いは4ページくらいクラブ用ページがあるのと
クラブ用にはチケットホルダーがついてくるってだけです。
なので2冊はいりません。クラブ用だけ買ってください。
と、全国版とFC東京版の2冊買ってしまった漏れがいっておくorz

後、東京な方向けお知らせ。八王子は何故か漫画王が
独占販売してるぜ!啓文堂にもくまがや書店にも売ってない
のに漫画王だけ平積みだぜ!っうかこういうの公表しろよ
エンターブレイン!

記事の内容はこんな感じ
・Jクラブよ、世界へ飛躍せよ!
~横浜F・マリノスはは何故ACLに敗れたのか~(後藤健生)
・後藤健生・岡田武司対談-Jは変わらなければならない
・和希沙也のスタジアム行っちゃいました!
・AWAY!GO!AHEAD!
・スタジアムガイド
・目指せ復活J1診療所(西部健司)
・JFL Non Fiction Series ~3rd Fight Football~(後藤勝)
・イビチャ・オシムの真実
・オレたちの「代表」現在と未来
・佐伯日奈子のオフ・ザ・ピッチ・J
・教えて!レフェリーさん
・忍者増田のスポンサー潜入記!
・宇都宮徹壱の股旅フットボール
・編集長@自腹de観客席戦闘記

今回、この中で面白かったものをほんのちょっとだけ紹介。

Jクラブよ、世界へ飛躍せよ!
~横浜F・マリノスはは何故ACLに敗れたのか~(後藤健生)

W杯予選、コンフェデ、東アジア選手権など代表のスケジュールが
目白押しで、Jチームも18チームに増えたことなどにより
一番煽りを受けたのはA3、ACLにも出なければいけなかった
横浜F・マリノス。その中で優勝を目指した彼らが何故敗れたのか
を分析し、Jや協会のサポートがない現状では困難であると結論づけている。

後藤健生・岡田武司対談-Jは変わらなければならない

上の流れからの対談なわけだが、岡田さんの発言がなかなか強烈。
内部で叫んでも無視されるだけだから外部に向けるしかないと
いうような諦めもちょっと感じられるけど。一部抜粋。

(13連戦について)
「『無理なんだな』っていうこと。僕自身がダメになりました。
普通は6時間くらいしか寝ないのに14時間くらい寝てましたからね」

「協会も、Jリーグも現場には『がんばれ、がんばれ』と言うんだけど
『ACLのタイトルを取ろう』って誰も本気では思ってない。思ってたら
こんな日程には絶対しないはずでしょ。ちょっとJリーグが官僚的になってる気がする」

(開幕戦の神の手について)
「あれはしょうがないんです。僕らも黙っていた。だから、『あれはハンドだけど
ゴールなんだ』って言えばすむのに、『あれはハンドじゃなかった』って
言われるとね。要するに自己保身。体制ができてしまうと志がなくなって
保身に回ってしまう。」

「Jリーグはそういうふうになってほしくないね…というようなことで
チェアマンに手紙書いたんだけど、返事来ないですね(去年、一昨年も書いたらしい)」

(天皇杯優勝のチームが次の年にACL出場がずれてしまうことについて)
「Jリーグは、『1月1日に天皇杯が決まって、それからでは、無理だ』と
いうんです。僕が『何故無理なんですか?』と聞いたら『10月のチーム編成の
時期にACL出場が決まってなかったら、チーム編成ができないでしょう』と
しか言わない、つまり、チーム側の問題だと言う。『じゃ、我々がいいと
言ったらいいんですね?』と言ったら、『実行委員会でもう1回検討する』
ということになったんだけど、それもまだ回答がない」

(大都市にビッククラブが必要じゃないか?)
「それがないとダメだと思いますね。『健全経営』ばっかり言われると、
『オレたち何やってるのかな?』と思う。それはある意味大事なんだけど、
そろそろリスクを冒すことも必要になんじゃないかっていう気がするんです。」

JFL Non Fiction Series ~3rd Fight Football~

後藤勝氏のJFLレポ。今回はJ加盟を目標とする愛媛、ホリコシ、栃木をとりあげている。
ただ愛媛と栃木がJ入りを切望しつつ、地域の中で浸透を目指しているのに対し、
ホリコシはかってのザスパのように、Jに入ることを優先事項としているため、チーム
強化を前面に押し出し、地域密着は後回しにしてい傾向にあるようだ。その結果
客足も伸びていないらしい。J3に自分が危惧を抱くのもこういう動機のチームは
決して少ないと思うので、そういうところはかえって引いてしまうのではないかなと。

イビチャ・オシムの真実

2001年にオーストリアから発行された書籍の一部訳文。
4年前のものではあるけれどもオシムのサッカー人生の
一端をオシム夫人や、元クロアチア代表プロシネツキ、
元名古屋のヴァスティッチ、現セルビア監督である
サビチェビッチなどの証言で振りかえる話はオシム
ヲタなら感動ものかと。

個人的にはこのくだりがよかったので紹介。

…ユーゴスラビアのサッカー史において、多くの人に
とってのベストプレイヤーはサビチェビッチだ。
しかし、オシムとの関係は必ずしも良いものでは
なかった。オシムは最初の頃は(代表監督時)
才能豊かなサビチェビッチをベンチに座らせてる
だけでだったので、サビチェビッチは心底激怒
していた。オシムに対して悪意のある言葉も聞かれた。

その後、サビチェビッチはまさにスーパースターと
なり、1994年はACミランでCL優勝を勝ち取った。
終了のホイッスルの後、サビチェビッチが最初に
向き合ったのは、観客席にいたオシムの息子
ゼリミアのところだった。サビチェビッチはユニホーム
を脱ぎ、「おまえにプレゼントだ」と渡した。
「おまえの親父なしには、俺は今ここに立っていない。
おまえの親父は誰よりも俺に多くのことを教えてくれた。
でも、そのことは今になってやっとわかったんだけどな。」…

編集長@自腹de観客席戦闘記

本誌編集長がガチでワールドカップ最終予選5戦
とコンフェデ、ワールドユースを自腹で観戦したレポ。
アウェーはバーレーンしかいってない自分がいうのも
なんだけど、感想というか、体験記が感覚的にすごくわかる。
こういうのはテレビじゃ駄目なんだよね。現地で肌で
感じなければ。僕自身、このレポで親近感湧いたしね。

そして、こういう体験をしたことは今後この雑誌を
作っていくことできっと役にたつと思う。
取材をする、ということと、応援する、ということは
アプローチが全く違うからね。Jオタ、代表オタの気持ちも
少しはわかってくれると嬉しい。

で、感想。志は予想以上に高いと思った。ただ、
読み応えのある記事とネタ系が混ざり合ってて、
雑誌としての方向性がわかりにくかった。
サポーター向けのマニアック路線に走るのか、
かってのサッカルチョのようなおちゃらけ路線なのか。
簡単にいえば「楽しいサッカー批評」。

季刊とはいえ、対象がJサポなのであれば、
サカダイやマガで物足りない、もしくはもっとコアな
情報を欲しがってる人たちを購買層に設定してるの
だと思う。ただし、あまりにマニアに特化してしまうと
Jだけだと売れないとも思ってるのかなと。サッカー批評
を毎号買うような読者はかなり限られてるわけだしね。

気持ちはわからんでもない。一般層も捨てられなかったんだろうね。
サカダイやマガが海外の記事で食ってるように、
「もっとサポ向けに特化しろ」ってのは読者のわがままなんだよね。
Jだけのマニア路線になったら、多分批評の半分も売れないんじゃないかな。

私はむしろ代表の記事もある程度いれて、サッカー批評と喧嘩
する流れのほうが生き残れる気もしないでもなかったり。
批評はこの前のJ特集は面白かったけど、一時ナンバー化して
超つまらなかったしな。とりあえず次号がきちんと出てくれることを祈っていますw

おまけ的感想
・和希沙也はもっとサッカーに特化した仕事すればよいのに
・忍者増田、生きてたようで何より
・後藤勝さんのレポは面白いのだが生活感が出まくりだ
・はえぬきって大麦のことだったのね
・ネット界の有名人もちらほら

投稿者 たか : 14:58 | コメント (0) | トラックバック (0)

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