2005年09月22日
愛媛FC、申請期限まで後一週間。
最初に断っときますが、自分は東京好きの日本代表好きです。
愛媛FCには是非J2に来て欲しいと思ってますが、内部の詳しい
事情などはよくわかりません。ですから事実誤認もあるで
しょうし、見当違いなことを書いてるかもしれません。
電波な箇所などがあれば遠慮なくご指摘いただければ幸いです。
今回の件に関していろんなところを調べてみたんだけど
どう考えても今の流れはおかしい。なので愛媛FCの
挑戦の歴史とこれまでの報道の流れを改めて振り返ってみようかと。
愛媛FCのJ昇格を目指した戦いは3年目となります。2003年は
施設などがJの基準を満たしていないこと、メインスポンサー
が確保されていないなどの理由により申請自体を土壇場で断念。
愛媛新聞のバックナンバーが見つからなかったので当時の
キャッシュの文章を転載します。なお順位は3位に終わっています。
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愛媛FC、J2の入会申請見送り発表
サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の愛媛FCは9月30日、
松山市竹原3丁目の事務局で会見を開き、同日が期限だったJリーグ2部
(J2)の入会申請を見送ることを発表した。これで、愛媛FCの来季J2
昇格の可能性は無くなった。 会見で、亀井文雄代表は、J2に昇格した際の
メインスポンサーがいまだ見つかっていないことや、規格を満たしたスタジアム
確保の問題が未解決などの現状を説明。「それでも申請を行おうと考えていたが、
仮にJ2に上がった時に、周囲に迷惑をかけるのではないかという不安があった」
と断念した理由を話した。 同FCは来季、再び申請を目指すとしている
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そして、2004年は入会申請を行ったものの、成績は5位に終わり
条件面でも不備を指摘され、入会は見送られています。
どういう経緯で落選したのか、二宮清純氏のサイトに詳しくかかれています。
二宮清純 SPORTS COMMUNICATIONS「愛媛FC“落選”の真相」<前編>
二宮清純 SPORTS COMMUNICATIONS「愛媛FC“落選”の真相」<後編>
この中でポイントをとりあげると
・J1は20チーム、J2は14チームまで増やす用意がある。
そして愛媛FCに足りないものとして
・JFLで2位以内に入ること
・役員が全員非常勤というのはありえない
・愛媛はメインスポンサーが弱い
などを課題としてあげていました。
そして愛媛FCは2005年、役員に常勤を置き、メインスポンサーとして
大王製紙や日新製鋼などと契約。順位も現在JFLトップを快走しています。
…と、ここまではよかったわけですが、14日のチェアマンの発言から
事態は急変します。
ニッカン「愛媛FCとFCホリコシ、来季J入会は困難」
「昨年の申請時より進歩しているが、スタジアムの施設面が問題。収入の計画も長続きしそうにない。納得できるものを出さないと難しい」(9月14日)
ニッカン「愛媛FCのJ2入り現状では困難と伝える」
「愛媛県総合運動公園陸上競技場の観客席の改修計画が不備であることなどが理由」(9月15日)
スポナビ「愛媛FCのJ加盟は難しい」
「最低限をクリアしようという姿勢では、お荷物チームを抱えてJ2のステータスを下げることになる」
「運営面を考えるとJ2のチーム数は12チームが最適、2チームが新加盟した昨年とは状況が違う」(9月20日)
毎日「J2参入目指す愛媛FCに暗雲」
「条件を細かく整えるより、夢のあることをしてほしい。要件を満たせば、昇格させるものでもない」
リンク読むのがめんどくさい方は、愛媛FC問題まとめサイトをご覧いただければ楽かと。
愛媛FCに関してはこれまで2回書いた。だから今更細かいことを
振り替えるつもりはない。自分が問題としたいのは、何故この時期に
なってチェアマンが発言を始めたかという点。はっきりいって遅すぎる。
愛媛の県議会だって毎日愛媛FCの話題が出来るわけじゃないだろうし、
仮に資金計画を変更するにしても県民への説明だって必要になる。
今年の2月に新体制を発表してからJに向けて様々な整備を行ってきた愛媛。
もちろんマスコミには流れないような事情もあるのかもしれない。でも
あえてプレッシャーをかけさせるにしても時期的に遅すぎやしないか。
ましてや地方と中央では財政面や人口面の事情が違うのに…。
個人的には愛媛と同じくJを目指していたホリコシが期待外れだったことが
原因な気がしてならない。つまり14チームでの開催。偶数開催へのこだわり。
1チームだけの増加だと日程調整が困難になること(毎節必ず1チームは
休みになり、変則的な開催が増える。)、2チーム増と比べても収入面の
デメリットが大きいのは確かにありえると思う。
ホリコシが恐らくもう少し地域密着が出来ていて、順位が2位以内だったの
ならきっとここまで話は揉めなかったのだろうな。ギリギリまでホリコシの
情勢を見守った結果の動きだしだったからこそこんなに遅まきの発言だった
のではないか。
で、チェアマンの真意ですが、流れで考えるとどうも「1チームだけ
の昇格は何としても駄目」という考えになりつつあるのではないのかな…。
この時期にインフラ整備をいいつけるのは良い意味にとっても地元への
プレッシャーだけど、草津や水戸にはそんなことはしなかった。愛媛の
立場からすれば八つ当たりを受けてるようなもんでしょう。
この方も指摘していますが、インフラを整備したくらいで
どうにかなるほどJは甘くない。旧来から応援しているファンやサポーターは
ともかくとして、一見さんといわれる客が増える現象として自分が考えるのは
・地元で話題になる。
・強い、もしくは面白い(千葉やウチの現状を考えると疑わしい気が
してならんけど)
・新しいスタジアムが出来る。
この辺りかと思っています。もちろん実際はそんな単純なことでは
ないけれど。例えば自分の地元のチームに客が増えるきっかけは
何かと考えても
・JFLに参入する、もしくは数年後のJ昇格を具体的に目指す
・スター選手の入団
のような、街としての話題性になることが大きいんじゃないかと
思うんですね。そういう意味でチェアマンが要求する「インフラ面の改善」
が集客に結びつくとは全然思わないんだな~。一見さんが増える→チームが
好きになる→シーズンチケやグッズ購入 って流れを目指すのが基本的な
ことでしょう。
そういう「話題性」という点でJ2昇格は願ってもないことのはず。
地域とスタジアムが遠く離れてしまった草津は成績的なこともあり
JFL時代より客が減ってしまっていますが、徳島は昨年と比べて大幅に
増えていますし四国ダービーだって出来るようになるわけで。
とにかく、後一週間ちょっとしか時間がない。もしかすると9月末の
申請自体は普通に通って、12月の臨時理事会までに改善案などを
どんどん追加してことで何とかなるのかもしれませんが、とにかく
いろんな形で愛媛FCはこの一週間アピールを続けて頑張って欲しいです。
結果として市民、県民に認知され、追い風になるに越したことはないのだから。
ただ、冒頭にもふれたように、今回の件は間違いなくチェアマンの
今更条件を追加したミステイクが最大の要因。これはどんな結果になっても
忘れてはならない。これでポシャった日にはJのブランド維持どころか
イメージダウン以外の何者でもないんだからな。
投稿者 たか : 15:37 | コメント (3) | トラックバック (0)
コメント
愛媛が上がってあんなしょぼいスタジアムで見せられる事や
最下位独走、経営がポシャるほうがイメージダウンが大きいかと。
投稿者 P : 2005年09月22日 18:22
個人的な印象述べられても知らんよw
地元の人ですか?
しょぼいスタといわれても
J1もJ2も似たようなところはある。
成績に関しては補強の資金による。
草津が昇格後ボロボロになったのは
J2昇格したらあんまり資金かけなくなった
からだしね。その点でスポンサーのバックボーンが
重要ってJの考えは確かに正しい。
経営に関しては補強と同じ。
そして観客動員、地元の盛り上がりと
リンクできるかどうか。こればかりは
愛媛フロントや選手に頑張ってもらうしか
ないわけだけどさ。
投稿者 たか : 2005年09月22日 19:20
確かに後出しジャンケン的な条件追加は良い策ではなかった気がします。
愛媛FCとしてはJリーグを、鈴木チェアマンを信じるしかないのですが、
バックアップする自治体や企業にとっては不信感が募ってしまいますよネ。
また来年もいちゃもん付けられてお金をむしり取られるのではないかと。
また鈴木チェアマンがどうしても偶数にこだわっているのだとすれば、
もうホリコシに変化を期待すると言うよりも、ロッソ熊本待ちかもしれませんネ。
ホリコシの代替が見つからなければ愛媛をJFLに留めて置いても仕方がないのですが、
すぐ下に良いクラブがあるので1年足踏みさせる腹づもりなのかもしれません。
…完全に推測、というより妄想の域を出ないのですが。
投稿者 こんこん : 2005年09月23日 10:20
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