2005年12月08日
ヴァンフォーレ甲府 史上最大の決戦。
第一戦の内容はこちらのエントリーをどぞ。
FC東京な人間がこんなエントリーするのもどうかと
思いますが、高校、大学、社会人一年目と足掛け
8年関わった街なので結構思い入れがあったりします。
どうぞご容赦下さい。
私が甲府を知ったのは小学5年の頃で、
当時のサッカーマガジンの記事。
甲府クラブという名前でJSL(プロリーグがなかった当時の
日本最高峰の社会人リーグ、日産や読売などがいた)
の2部で戦ってる記事を見かけました。
知ってる選手は誰1人いなかったな。対戦相手の
マツダ(現広島)に今は横浜でGKコーチやってる
ディドがいたのを覚えてる。
東芝(現札幌)とか松下電器(現ガンバ)などもいたな~。
今は無きTDKや西濃運輸なども参加してました。大体いつも
2部の下位に位置していました。
その後、Jリーグ発足に従いJSLは一度解散。
JFL→J2となり、やはり中位~下位をうろうろした状況が続く。
私は高校、大学と山梨にいったこともあり、山梨は甲府の
試合をよくテレビで流していたのでたまーに見てたりしましたが
観客はガラガラ(数百人とかザラ)で、甲府のレストランでは
VFK募金箱なんかも置いてあったんだけど、振ってみると一円も
入ってないなんてこともよくありました。メディア露出も試合放送
以外は全然なかったし、地元の関心度は相当に低かったと思う。
流れが変わったのは、確か5年前だったかな。経営危機でチーム解散の
噂が会った頃、スパサカで白石美帆が取材に来て
「甲府は駅にもポスターがありません!地元も関心がありません!」とボロクソ。
これは凄い話題になって、ネットでもかなりの笑い者にされたんだけど、
それがきっかけで甲府は変わったように思う。
反発した甲府サポが自力でスポンサーを捜してきたり
フロントもそれまで殆ど協力体制がとれてなかった甲府市などと連携を始め、
収益及び観客動員が劇的に改善。赤字どころか黒字に転換し、成績も
J2の中位~上位グループとして定着。
J2に甲府ありといわれるようになったわけです。
去年久々に甲府の試合を見に行って(終盤戦の山形との試合)7000くらい入った
観客と、その盛り上がりに驚かされると同時に、感慨深いものがありました。
甲府の歴史は苦難の歴史であり、栄光とはあまり縁がなかった。
JSLでも、JFLでも、そしてJ2でも、今まで一度もタイトルをとった
こともなければ、上のカテゴリーに上がれたこともない。
既にいろんなマスコミにかかれてるとおり、運営資金は5億~6億前後。
柏の半分にも達していない。山梨県は関東に近いにも関わらず人口が100万を
切っており、大企業も存在しない。来年仮にJ1に上がったとしても、
運営資金が劇的に集まるとも思えない。
そして来年は東京ヴェルディとヴィッセル神戸が参戦してくる。今季3位に
入れたのは正直今年J1降格チームが存在しなかったことで、京都以外
抜けてるチームがなかったことに救われた面も大きいように思う。
山形や札幌、仙台。この辺りとは殆ど力の差もなかったし。
個人的な見解でいえば、恐らく今年は最大のチャンスだと思う。
今回逃したら、次は正直いつ機会があるのか、相当に怪しいんじゃないだろうか。
お金ないからね。
ただ、現実問題として仮に甲府がJ1に上がっても、戦力的に残留は
困難だろう。大物外国人がとれるとは思わないし、予算もかき集めても
倍額がせいぜいじゃないだろうか。昨日の停電が象徴するように、
チームとしてJ1で継続的にやっていく資金的な体力にも不安がある。
でも、甲府がJ1に上がったら、山梨県はきっと変わる。
スポーツとしての県の自慢は山梨学院大の駅伝だったり、
日川高校のラグビーだったり、県出身の選手が出場する水泳や
スケートなどの五輪だったのだから。反響はもの凄いんじゃないかな。
そう、かっての鹿島アントラーズのように。
昨日の不安定な守備を見ている限り、第1戦の1点リードは
全然セーフティではない。個人的には現段階でもやや不利だと思う。
でも、某選手のセリフどおり、甲府は今「人生が変わる可能性」の
岐路にたってるように思う。
選手やフロントがどこまで意識しているかはわからないけれど、
今年の甲府が背負っているものはとてつもなく大きい。
柏は甘くみてはならない。去年の福岡とは全然意味が、重みが違う。
頑張れ甲府。2日後にどうなっているかはわからないけれど、
自分たちの未来のために、全てをかけて。
参考リンク ヴァンフォーレ甲府Wikipedia
投稿者 たか : 10:36 | コメント (0) | トラックバック (0)
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