2005年12月05日

原博美監督の退任について。

東京公式「原博実監督との来季契約について」

ガロが来日したって情報が漏れた時点でほぼ確信はしていました。
外国人が来日して確認するっていうのは契約の最後の詰めの段階であり、
彼が試合を視察してうちを余程糞サッカーと思わない限りはw
ひっくり返るはずがないと思っていたから。

大熊時代より東京のサッカーを引き上げてくれたこと、
ナビスコ優勝を成し遂げてくれたヒロミには
いくら感謝しきれてもしきれません。ただ、退任に関しては
ある程度やむを得なかったとも思います。今年はここ4年間の
中で、もっともプラスが少なかったように思えるので。

ってことでその理由を以下に。

今年の不振の原因はフロントの補強路線の甘さが大部分だと確信していますが、
ヒロミの責任も全くないとは言い切れないのも事実。ダニーロが戦力にならなかった
ってのもありますが、今野ワンボランチ構想が破綻した時、チームは連敗街道に
入ってしまった。

あわてて既存戦術に戻そうとした時には、ルーカス、茂庭、藤山など
怪我人が続出、特にDFラインが毎試合変わってしまう状況が大きく、そのリカバー
に腐心するのに精一杯な状況となる。ここで起用された近藤祐介、増嶋、前田、迫井
などが残念ながら期待に応えられなかったことも事態の悪化に拍車をかけた。

結局、うちを救ったのは怪我から復帰した藤山であり、DFラインがレギュラー
メンバーに戻った後事態は好転。ササの獲得、阿部の復帰も大きかった。
そして、梶山の成長に伴い、前半戦は便利屋みたいな使われ方だった今野の負担が
大幅に軽減。土肥、ルーカスの充実もあり、後半戦は上位チームと互角に戦えるチームとなった。

一時崩壊寸前にまで至ったチームをここまで立て直したことは評価されてよいと
思います。ノリオ、梶山は主力として完全にメドがたちましたし、怪我がちでは
あるものの馬場憂太も後半復帰し大きな働きをしてくれました。彼らが成果を
残したのは辛抱強く使い続けたヒロミの功績大です。

ただ、一方で、DFラインとボランチの層がもの凄く薄いことも露呈されました。
うちの看板は攻撃サッカーではあるものの、安定した守備あってこそという
前提のもの。ヒロミは前線に関しては若手を積極的に登用するいっぽうで、
DFラインはあまりいじくるのを嫌います。特に今年は連敗街道のショックも
あってか、結果を残せなかった控え層はベンチにも入れなくなりました。

彼ら自身の実力不足といわれればそれまでですが、結果として今年はボランチ
から後ろのラインに関していえば、梶山以外は何ら収穫がなかったといわざるを
得ません。これは補強に動かなかったフロントの責任も大ですが、開幕当初の
戦術の失敗により、建て直しにエネルギーを注がざるを得ず、その結果として
若い選手に楽な状況でチャンスを与えられる機会を失ってしまったともいえます。

結論からいえば、梶山の成長以外は、殆どサプライズのなかった一年でした。
今野、土肥、茂庭など主力の奮闘は頼もしい限りでしたし、ノリオや藤山も
本当によくやってくれたと思います。でもそれは殆どが去年からの既存戦力の
頑張りが大部分だった。怪我人が多かったのは不運でしたし、ダニーロが
ケリーの後継者としてはあまりに力不足だったことは同情の余地があります。
でもそれらを差し引いても、今年は得るものが少なかったなと。

以上、殆ど私の妄想でしたが、この4年間を踏まえた上であえて契約を
更新しなかったってことは、フロントは優勝に向けて本気ってことなんでしょう。
チームの歴史上初めて外国人を招くわけですから。そして一部報道のように
ルーカス解雇が事実であるのならば、アモローゾを獲りにいってるのも本当
なんでしょう。

要するに、フロントがより大きな野心を抱いた。ってところじゃないのかな。
かなりの賭けだけど、それを嫌がる理由もないかなと。
大丈夫かいな、とは思いますが…。

でも熊からヒロミに変わったときだって自分も周りも「おいおい…」と思ってた
わけだしね。ここは信じてみようかと。
少なくとも去年までのフロントの「優勝を狙う」って言葉は口だけでしたからね。
それに見合う投資を殆どしていなかったわけだから。

散々ボロクソに書いてしまいましたが、この4年間は本当に楽しかったです。
でもまだサヨナラはいわない。僕らにはまだ天皇杯がある。一日でも長く彼と
過ごすために。出来たら元旦の日まで一緒に。

投稿者 たか : 13:26 | コメント (0) | トラックバック (0)

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