2007年11月22日
「ある意味歴史に残る試合」U-23日本代表VSU-23サウジアラビア代表
消化不良ではある。めでたいことではあるし、
プレッシャーに耐え、歴史をつなげたことは本当に良かった。
ただ、満員の国立で、サウジ相手の決戦で、交代枠も使わず
あのサッカーでよかったのか?ってことだよね。
ただ、見方を変えると、ここ最近の五輪世代では
恐らく史上最強の守備力を持ったチームなののではないかな。
サウジの怖さは一人一人の個人能力の高さ。
GKやDFの身体能力を見てもわかるとおり、
反町が一番危惧したのは高速カウンターだったはずだ。
あのスピードの乗った攻めを止められるチームは
アジアの中では決して多くない。ましてや、
今のチームは得点力が高いとはお世辞にもいえないわけで。
そして日本のゲームプランはとにもかくにもセーフティ。
DFラインでボールをまわし、隙あらば裏を狙うかサイドに
ボールを出す。DFラインからのフィードの精度が良かった
こともあり、これがなかなか有効で、早く攻めたいサウジの
焦りを助長させた。
当然、攻めの人数もリスクをかけないためどうしても攻撃が
単発になりがちだったし、空いてるスペースをけなげに
埋め続ける柏木の努力には頭が下がるものがあった。
ただ、中盤と前線でのプレスの意識の高さは凄かったよ。
サウジは攻めなかったんじゃない。攻めれなかったんだ。
2トップもボールを奪われてもすぐに追っかけるし、
中盤では柏木とダブルボランチが、そこを何とか突破しても
この世代ではトップクラスといってもよい水本と青山直が
たちはだかり、カバーには伊野波(危なっかしかったけど)
そして最後方には西川。彼らが余裕をもってボールをもてたのは
フワフワ気味だった立ち上がりの10分間だけ。最後も
ろくな抵抗もないままホイッスルが鳴った。
今にして思えば、立ち上がりの西川がこぼしたボールに
反応したサウジのシュートに立ちはだかった青山敏の
ブロック。あれが試合の趨勢を決した。なぜなら
リザーブが守備系ばかりで、先にリードされたときの
建て直しが困難だった可能性が高いから。
中盤の選手がフラフラだったにもかかわらずカードを
切らなかったのはカタール戦の悪夢がよぎったのかな。
いずれにせよ、チーム作りで迷走を続けた結果、
まずは守備から入るというコンセプトが浸透した
のが今の反町ジャパンなのではないかな。
結果オーライなのは間違いないけれど。
サウジからするとボロボロに負けるよりもある意味
ショックな引き分けだったとも思う。殆ど何もさせて
もらえなかったのだから。この世代のポテンシャルは
決して低くないことを証明できたといえる。
ま、今のまんまじゃ本大会じゃ厳しいね。
守備だけじゃアジアでしか通用しない。
日本相手に引いてくるチームはいないので
いかにこれから攻撃力を高めていくかだな。
最後に平山に関して。
賛美両論あるだろうが現時点では致し方ないと思ってる。
反町のファーストチョイスが前線からのチェイシング能力+運動量
である以上、その対極にいる彼の評価が低くなるのは当然といえる。
平山を責めているのではなく、チームコンセプトの問題。
今回結果が出なければ、反町は現場復帰すら困難になる可能性すら
あった賭けに勝った(守備重視で敗れると、評価が過剰に低くなる)。
それ自体は見事なことだと思うしね。
本大会に向けて得点力不足が明らかになっていけば自然と出番は
来るはずだし、そういうことを抜きにしても当面は所属チームで頑張って
変えの利かない、アンタッチャブルな存在になってもらいたい。
まあ何はともあれよかったよかった。
投稿者 たか : 01:29 | コメント (1) | トラックバック (0)
コメント
I’m sure that I’m the only normal person here. Why would I think so? Because no one normal would have written anything like posts below on this kind of website.
投稿者 doro : 2008年04月07日 04:49
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