2008年01月30日
多分誰がやっても今の代表はガラガラな気がする。
観客動員うんぬんをとりあげるメディアが最近多いなーと思ってなんとなく。
最近独り言のようなエントリーばかりだな…w
ジーコ時代の4年間ってのはJFAと電通のプロモーションが
良い意味でも悪い意味でも実を結んだ結果だと思う。
ジーコ本人が意識したかどうかは別としても「海外組」「黄金の中盤」
「組織ではなく個の力で」などなどメディア的にも
煽りやすい材料が揃っていた。トルシエ時代の戦いの日々に
かなりのフラストレーションをJFAの一部の人たちとメディアは
溜めていたから反動もあっただろうし。
タイミングも良かった。実力的に抜きん出ていたナイジェリアユース組が
年齢的にもピークを迎えるということは皆知っていたし、98年くらい
から「本当の勝負は2006年」といっていた人は多かった。海外組が飛躍的に
増えたことでブランド化にもつながったしね。
だからこそ、アテネ五輪、ドイツと続くグループリーグ敗退がもたらしたのが
ブランドの大きな失墜だった。「強いから」「当然グループリーグ突破」
って層が逃げ出すのは当然のこと。
代表の人気を無理やり高めた結果は
「代表=サッカー」という捻じ曲がった視点。そういう視点の人たちが
「日本代表って弱いしつまんないじゃん」って思ったらそりゃ逃げますよ。
どんな糞つまらないサッカーでも最低でもグループリーグ突破を果たしていれば
煽り様もあったんでしょうが、最終戦であれだけブラジルにタコ殴りされれば
弁解の余地はなかった。
結果、オシムを招聘しての、やり直しの作業を
始めたわけです。それはもちろんチーム作りだけじゃない。
日本代表という存在そのものを再構築だった。
道途上で中断になってしまったのは本当に残念だけれど。
オシムジャパン以降客が増えないという意見がある。
じゃあオシムさんだから客が減ったのかな?それとも
最初から岡田さんでよかったのか、もしくは他では
ありえたのか。わかりやすいのならモウリーニョやベンゲルとか。
まあ、海外厨とメディアが飛びつくという点ならば
モウリーニョクラスを呼べば違ったのかもしれないのかな?
(オシムさんも実績なら相当なもんなんだけどねえ…)
もっとも、実績がないので検証のしようがないし
今のJFAにそんな博打は打てないでしょう。
選手選考(早い話がスターシステムに頼らないやり方)が
一般層をスタンドから遠さげているという考えもある。
でも仮にドイツW杯時の主力メンバーをそのままスライドしたとして、
観客動員が落ちなかったとは思えないんだよなあ。
多少の歯止めにはなったろうけど。
選手の集客能力ならば今の海外組で客が呼べるのは中村俊輔だけでしょ。
高原や松井では大して増えない。
本当に客を呼び込めたのはオランダ時代の小野伸二と俊輔、
そして中田英寿だけだったと思う。
結局、誰が何をやってもそんなに代わらなかったのでは?
動員や人気という指数においては。むしろオシムさんの場合は
コアな代表好きを惹きつけたという点だけでもかなり
プラスに働いたはず。
一般層は当面は何をしても大して変わらない。
一度逃げた魚は余程のエサがないと関心すら示さない。
メディア的なアプローチで変わるとすればスター性をチームがもつか、
一部の選手がもつかでしょう。そんな選手は当面出てくるとは思えないし、
水野にしろ本田にしろ大前にしろまだまだ先の話だろうし。
今の代表に何より必要なのは、僕らを信じさせてくれることのはず。
「どんなことがあっても、コイツらについていく」という想い。
まだまだ弱小だったころ僕らが代表に誇りを持ったのはどんな時でしょう。
それはオフトジャパンのダイナスティカップやアジアカップ制覇であり、
カールスバークカップでの対イングランドだったり、森島が輝いたキリンカップの
対メキシコ戦だったり、前園が輝いたアトランタ五輪予選のサウジ戦だったり。
局地的であっても、いろんなエクスキューズがあった結果だったとしても、
スラダンの赤木じゃないけれど、「オレたちは強い!」と自分たちが確信すること。
それこそが一番の近道のはずだと私は思う。去年のアジアカップ準々決勝の豪州戦の
勝利したとき、雲の隙間から失ったものが間違いなく見えたから。
その後の2連敗で再び霞んでしまったけれど。
こればかりは地道に積み重ねていくしかないんですよ。この4年間の人気は局地的な
ものじゃない。状況を利用したのはあるけれど、93年からの一貫性の成果。
だからこそ一度逃げたコア層はそうそう戻ってはこないと思う。
1回や2回ブラジルやイタリアに勝ったって観客がすぐに戻ってくるほど単純じゃないはず。
まずはW杯予選を突破しなければならない。
アジアカップで敗れた韓国やサウジに雪辱しなければならない。
そしてアウェーの地で成果を見せ付けなければならない。
それは北京しかり、南アフリカしかり。
もちろん、W杯後もずっと、ずーーーーっと。
そうすればまたいつか、「オレたちの代表」って思える時が
来るんじゃないかな。私はそう信じてます。
投稿者 たか : 10:46 | コメント (0) | トラックバック (0)
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